栃教協自主研修助成金交付について
1 目的
栃教協会員の自主研修について助成し、会員の資質向上と栃木の教育の発展に寄与する活動に助成することを目的にしています。
2 助成金の内容
(1)助成金交付対象
・栃教協会員で構成された自主研修サークルであること。(他の機関から助成金の交付を受けていないこと)
(2)助成対象となる活動
・授業実践や業務の改善に向けた取組等、教育専門職として資質の向上や多忙感解消につながることが期待されるもの。(学校課題や校内研修、趣味的サークル活動は除きます)
(3)交付申請並びに実績報告書及び会計報告書の提出
〔交付申請〕
・申請希望サークルは、申請期間に栃教協自主研修助成金申請書(様式1)を栃教協事務局に送付してください。郵送にかかる経費は申請者負担とします。
〔実績報告及び会計報告書の提出〕
・助成金の交付を受けたサークルは、交付を受けた年度の2月末までに栃教協自主研修実績報告書(様式3)及び栃教協自主研修会計報告書(様式4)を栃教協事務局に提出してください。実績報告書には活動の様子が分かる写真を必ず添付してください。なお、実績報告書は、データでの提出もお願いします。
【提出先メールアドレス:info@t-t-c.org】
〔研修実績の公表〕
・研修実績については、「栃教協自主研修サークル活動紹介」として、栃教協教育新聞にてその活動を全会員に公表します。また、連協会長から依頼があれば、「栃教協夏期研修会」において発表いただくことがあります。
(4)交付申請期間
・毎年度4月1日から6月末日。
(5)助成金について
・助成金は、1サークル50,000円または30,000円。
(6)助成金使途対象経費
・講師旅費・謝金、会場費、印刷費、調査・研究費、参考図書費、研究発表会参加費・旅費の一部、通信費、会議費、消耗品費等の研究(活動)に対する経費。
※高額な物品(10,000円以上)は除く。
3 助成金交付決定及び助成金の交付
(1)助成金の交付申請に基づき、選考委員による審査後、理事会の承認を経て助成の可否や助成金額を決定します。
①テーマの設定(課題意識、目的、意図、必要性)
・今日的意義が強く、教育現場で役に立つものであるか。
・取組む理由が明確であるか。
・どこに目標を置き、そのために何をするのかが明確であるか。 など
②計画性(研究体制・推進計画)
・研究の目的や研究期間に見合う規模の研究組織であるか。
・助成期間内で確実に実施でき、きちんとした成果を示すことが可能な計画であるか。
・助成期間内のスケジュールが読み取れるか。 など
③具体性(内容、方法)
・研究の手順は適切であるか。
・対象教科や学年など活動(授業など)内容や特徴が具体的に明記されているか。
・何のために、どのような活動を行うのか。どのような効果が得られるのかが明確であること。 など
④専門的資質の向上が期待できる研修内容
・ミドルリーダー的な存在の会員を中心に、会員相互の資質向上に貢献(期待)できる研修であるか。(若手の育成に貢献できる研修も含む)
⑤助成金の有効性(助成金を支出する必要性)
・助成金を支出する必要性、算出根拠が明確であるか。
(4)交付決定されたサークルには、栃教協自主研修助成金交付決定書を通知します。通知を受けたら、栃教協自主研修助成金交付請求書(様式2)を提出いただきます。請求書が届き次第、助成金を交付します。
(5)提出された交付申請について、交付が認められないことが決定した場合には、栃教協自主研修助成金非該当通知により通知します。
4 助成金の返還
次の事項が生じた場合には、助成金を返還していただきます。
(1)交付申請及び研修実績報告書・会計報告書が虚偽のものであることが明らかになった場合。
(2)交付申請及び研修実績報告書・会計報告書が未提出の場合。
5 その他
(1)基本的に助成は1サークル3回までとします。