会員の皆様が勤務されている学校では、希望に溢れる子供たちの笑顔で新年度をスタートさせたことと存じます。
さて、このたび、会員の皆様のご信任を賜り、第13代栃教協会長を仰せつかることになりました。優秀かつ意欲に燃える事務局・執行部スタッフと力を合わせ、会員の皆様のために全力で職務を遂行する所存です。平成20年度のはじめにあたり、会長としての抱負を述べたいと思います。
栃教協は、今年度で結成46年目を迎えます。過去45年という長い間皆様のご支持を頂いてこられたのは、結成以来一貫して「子供たちのためになるかどうか」という価値基準を守って活動してきたからです。これが栃教協活動の「原点」です。そして、常に会員の声を集約し、会員の声を大切にした「現場主義」に基づいた要望活動・研修を貫いてきたからです。その積み重ねが、貴重な「原典」となって受け継がれています。私は、結成以来営々と守られてきた「原点」を継承し、積み重ねられた「原典」を発展させたいと思っております。
現在の教育界は、明治の学制発布、昭和の教育基本法制定、そして平成の教育基本法改正という、第3の大きなうねりの中にあります。様々な教育改革が進められ、教育現場を取り巻く状況もめまぐるしく変化しています。この数年の間にも、義務教育費国庫負担制度の見直し、教育基本法をはじめとする学校教育に関連する法の改正、教職員評価制度や教員免許更新制の導入等、我が国の教育制度の根幹に係わる大きな改革がありました。また、学習指導要領改訂という教育内容や教育方法に関する大きな変化もあります。このような教育界を取り巻く変化に対しても、栃教協会員は、教育専門職として主体的に取り組み、よりよい学校づくりや、より質の高い授業の提供のために研鑽を重ねて参りました。
その結果昨年度は、国や県の財政状況が厳しいにもかかわらず、部活動手当をはじめとする教員特殊業務手当の増額、栄養教諭の任用拡大、養護教諭の管理職登用、新任課長補佐級事務長研修の新設等々、多くの成果を上げることができました。
栃教協の存在意義は、会員の皆様の「小さなつぶやきを大きな主張に変えること」だと考えています。そのために、積極的に教育現場の声を集めに足を運び、具体的な給与・勤務条件の改善と実践的な資質向上につなげたいと思います。そのことが、栃木の子供たちの健全育成に寄与し、県民の負託に応える道だと信じています。もとより浅学非才の身ではございますが、粉骨砕身の覚悟で頑張りたいと思います。皆様のさらなる厚いご支援をお願いして、会長挨拶といたします。
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