ご挨拶

栃教協第18代会長 町田賢一

栃教協第18代会長 町田 賢一


「優秀な人材の確保」を目指して!


 この度、会員の皆様にご信任をいただき、栃教協会長の大役を務めさせていただくこととなりました。会長という職責の重さをひしひしと感じておりますが、会員の皆様のために、そして、未来を担う子供たちのために、誠心誠意、努力してまいる所存でございます。
 さて、栃教協は、結成以来、すべては「子供たちのために」という理念もと、教育環境の改善を目指し活動してまいりました。昨年度も、対県正式交渉や教育予算要望、教育環境要望など、関係諸機関に対して、粘り強く要望活動を行ってまいりました。その結果、長年要望してきた「35人以下学級が小学校5学年にも拡大され、6学年への拡大についても明言されました。また、「月例給・特別給(ボーナス)」の5年連続引上げ、部活動指導員配置の予算確保、教員特殊業務手当の改正、元気回復事業の充実、中堅教諭等資質向上研修の一部が教員免許更新講習の認定講習に認められるなど、数多くの成果を上げることができました。これもひとえに、会員の皆様の声をもとに、管理職を除く教職員のほぼ100%加入という組織力を生かして活動してきた結果であると考えております。会員の皆様の温かいご支援に、深く感謝申し上げます。
 現在、「学校における働き方改革」が声高に叫ばれ、中教審答申として「新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について」が出され、栃木県においても「学校における働き方改革推進プラン」が策定されました。それらの中には、「学校における働き方改革」を進めるためには、我々教職員の意識改革も必要とされています。つまり、可能な限り業務を効率化し、今までと変わらぬ成果を上げることが問われているわけです。我々は、教育専門職として、子供たちのために、そして、自分たちのために、改善を目指さなければなりません。栃教協としては、意識改革にきちんと取り組んだ上で、国や県に対し教職員定数の改善を強く求めていきたいと考えております。
 ところで、我々教職員は、未来を担う子供たちを育成するために、よりよい教育を行わなければなりません。そのためには、我々自身の資質能力を向上させるとともに、優秀な人材を確保していかなければなりません。しかし、教員養成系の大学入試の倍率や教員採用試験の倍率は年々低下する傾向にあります。このような状況では、優秀な人材を確保するどころか、義務標準法で定められた教職員を確保することさえ困難になってくることが予想されます。優秀な人材を確保するためには、前々会長が強く訴えた「強いやりがい」の復活、そして、前会長が訴えた「教職員の魅力度アップ」に継続して取り組むとともに、教育行政に対して、優秀な人材を確保するための方策を強く求めていく必要があると考えます。私は、会長として、文科省をはじめとする関係諸機関に対し、優秀な人材を確保するために必要な教育環境を整備するよう強く訴えていくことをお約束いたします。力不足ではありますが、誠心誠意取り組んでまいります。
 最後になりますが、今年度は、県央地区と県南地区より若手専従2名が加わり、新たな体制で栃教協活動を推進してまいります。新しい風を吹き込み、より充実した栃教協活動を目指して活動してまいりますので、会員の皆様におかれましても、これまでと変わらぬご支援ご協力をお願いいたします。